資産運用とは
資産運用とは,自己の資産を貯蓄・投資して、効率良く資産を増やしていくことを言います。 貯蓄と投資という2大サービスをうまく使い、資産を増やすことで快適なセカンドライフ(引退後の人生) を送ることが優雅なシニアライフを送るために必要です。現在では団塊の世代が引退した際の資産運用が大きな問題として取り扱われています(2007年問題)。企業側も団塊の 世代が引退することを意識し、多くの資産運用サービスを新たに展開しています。こうした多くのサービスが企業側から 提供されている中で、自分に合った資産運用サービスをうまく活用し、資産運用を行っていくことが重要です。
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貯蓄とは
貯蓄は、銀行の預金や郵便局の貯金をはじめとする元本保証型の預貯金のことを指します。 リスクが少なくサービス契約時に将来の資産予測がつくため、比較的契約しやすいサービスです。 貯蓄による資産運用の目的の多くは、「増やす」ではなく「貯める」ことにあります。
投資とは投資とは、投資信託、株式、商品ファンドなどの商品に投資することを指します。 変動制であり、商品によってはリスクも大きいため、十分な知識と調査を必要とします。リスクを 考えつつ、分散投資かつ長期投資で資産を運用することが基本となります。投資による資産運用の目的 の多くは「貯める」ではなく「増やす」ことにあります。
■資産運用経験者
今まで資産運用を行ってきた方は、 様々な資産運用サービスをお読みいただき、各社のサービス比較情報から新たな資産運用方法をお選び いただくのが良いでしょう。
■初めての資産運用の方
初めて資産運用を行う方は、初めての資産運用をご覧いただいた後に様々な資産運用サービスを見て 各社のサービス比較を行い、自分に合った資産運用方法をお選びいただくのが良いでしょう。
クレジットカードのショッピング枠現金化などの資産運用の時は充分気を付けてクレジットカード現金化を行ってください。
再確認しよう
資産運用の範囲
「資産運用」ということばがよく聞かれるようになって久しい感がしますが、バブルを経験した日本人が少しずつ自信を取り戻し、それと時を同じくして「資産運用」ということばが聞かれるようになってきたのではないでしょうか?そうであれば、「資産運用」ということばには、何か「無理をしないで着実に資産を殖やしていく」という意味が内包されているように思えます。
ところで、「資産運用」とはどのように定義できるものでしょうか?資産価値のあるものを殖やすことが「資産運用」と定義してしまうと混乱をきたす恐れがあります。なぜなら、定義自体があまりに広範すぎるからです。そこで、もう少し範囲を狭めて図1-1「資産運用の位置付け」のように考えてはどうでしょうか?
この図では「資産運用」を定義しているのではありません。この図は、短期的には個人の収支(収入−支出)をより大きくし、長期的には個人の自己持分(資産−負債)を大きくするための概念図です。その中で「資産運用」を位置付けるのです。このように考えると、資産運用とファイナンシャルプランニングの関係がよく理解できます。つまり、資産運用とはファイナンシャルプランニングの一つの部門であると考えることができます。
このように考えると「資産運用」の範囲が明らかになってきます。節約をして収支を改善することは資産運用でしょうか?「YES」 負債を減らして利息の発生を抑えることは資産運用でしょうか?「YES」 将来子どもに相続させるための先祖代々の土地を資産と考えるべきでしょうか?「NO」などなどです。
結局、この枠組みからわかることは、私たちは収支が黒字のとき余ったお金を資産として貯え、そして収支が赤字になったときに資産を取り崩して赤字を解消するという作業を繰り返しており、その効率性の問題が「資産運用」であると定義することができるのです。したがって、将来換金する可能性のない資産は、「資産運用」の対象から外したほうが良いのであり、また、将来換金したとしてもそのお金を何らかの目的のために使うことが予定されていないのであれば、それは「資産運用」の中心をなすものではありません。このことは、図2に図示するとおりになります。
たとえば、資産家といわれる人たちが、自らの余裕資金を若い人たちのために使って欲しいと国や地方公共団体に寄付を申し出たとしましょう。これは非常に意味のあることかもしれないですが、「資産運用」という枠組みで捉えることは難しいかもしれません。また、同じように資産家の人が余裕資金をさらに殖やしたいという目的だけで投資を行うことも狭義の意味での「資産運用」から外れるかもしれません。もっと別の考え方が必要になってくるでしょう。
さらに、将来換金して使用する可能性がない資産であれば、一般的な「資産運用」と同列に考えると不都合が生じることが多くなります。たとえば、バブル期には土地を担保に借入を行い、その借入金で変額保険に加入して損失を被ったというケースがありました。これは「資産運用」ででしょうか?
このように、「資産運用」を考えるときにはその範囲を限定して考えることから始めるほうがよいでしょう。
暗黙の了解
次に「資産運用」を考えるときに、暗黙のうちに了解していることを考えてみます。最初に考えられることは、私たちは現在保有している資産価値のあるものを、将来、殖やしていきたいと考えていることです。これを表す尺度が“利回り(リターン)”です。さらに、将来、保有している資産価値のあるものの価値が下落してしまうことを受け容れたくないと感じるでしょう。これを表す尺度が“リスク”です。
つまり、「できるだけ低いリスクで、より高いリターンを期待している」のです。そしてこのことは、「資産運用」を考えるときの暗黙の了解となっています。このような特性を、“リスク回避的”といい、もし、ある投資家がリスク回避的でないのならこれから先の話は当てはまりません。リスク回避的な投資家の特性は、図3を用いて説明することができます。図3の中心の点はある投資家のリスクとリターンの要求を満たすケースの1つだとします。そうすると、この投資家は、この点よりリスクがより小さく、リターンがより大きな金融商品(Bの領域に含まれるケース)があったとすれば、間違いなくその金融商品に魅力を感じるでしょう。同じように、リスクがより大きくリターンがより小さな金融商品(Dの領域に含まれるケース)があったとしても全く魅力を感じないでしょう。“リスク回避的”な投資家は、リスクとリターンの表を用いてこのように説明することができます。
フリーランチはありえない
よく「リスクとリターンは一体のものです」と説明されますが、この説明の背景にあるのは、「フリーランチはありえない」という概念であります。フリーランチとは、お金を支払うことなくご飯を食べてしまうことである。つまり、リスクを採ることなくリターンにありつくことはできないということです。前述のとおり、“リスク回避的”な投資家は同じ利回りを求めるのであれば、できるだけ少ないリスクで済ませてしまおうとする特性がありますがリスクを全く採ることなしに、リターンを得ることはできないのです。
したがって「資産運用」の問題を考えるときに必要なことは、リスクをどのようにコントロール(管理)するかであって、リスクをゼロにしてしまうことではありません。ゼロにできるようなリスク、すなわち(お金をかけることなく)ヘッジできるようなリスクであれば、そこから収益も生まれないというのが暗黙の了解事項です。
生命保険契約は、将来の死亡リスクをヘッジするためのものですが、保険契約者はヘッジのためのコスト
(保険料)を支払っています。コストをあらかじめ負担しているので生命保険契約はフリーランチになっていない。生命保険会社はリスクを負担することによって収益を挙げる可能性を手に入れているのです。
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